自分のことを寂しがり屋と思いますか?それとも、一人が好きだと思いますか?
この問いの関しては、はっきりと答えを出せない人も多いのではないでしょうか。
HSPの私も「一人が好き。でもそれが続くと寂しい」と思う両方を持ち合わせており、そんな矛盾した気持ちに何度も戸惑ってきました。
人といると気を使って疲れてしまうのに、一人で過ごしているとふと心にぽっかり穴が空いたような気がしてしまうのです。特に一日を通して誰からも連絡が来なかった時は自分は誰からも必要とされていないのかな?なんて自虐的なことを思ったりします。
今回は、そんな私がこの矛盾とどう向き合ってきたのか、気づいたことや過ごし方についてお話ししたいと思います。
一人の時間は大事だけど、孤独は怖い
私は自称「引きこもりコミュ障」と自虐的に言って一人が好きそうに振舞っている節があります。一人でいるとなんだか強い人に思えてしまうからでしょうね。
実際、HSPは人の感情をもらいやすく(特に負の感情)刺激に疲れてしまい長時間人といると消耗してしまうことが多いです。
ただ、長時間一人でいるとなんだか取り残された気持ちになったり、このまま一生孤独に過ごすのだろうか…?と思ってしまうこともあります。
本当に矛盾した気持ちなんですが、この中間の”丁度いい”を見つけるのに苦労しました。
矛盾に悩んだ私の葛藤と気づき
一人でいたいのに長期間誰からもLINEが来なかったりすると寂しい気持ちになりませんか?また、SNSで他の人の投稿が気になってスマホばかり見ていたり。そんな時に見るSNSは他の人がキラキラして見えて自分には何もないような気持ちになったりしました。
なんでこんな気持ちになるのだろう?と思って考えた結果分かったのは、HSPの私には「つながっていたい欲」と「ひとりでいたい欲」が同居しているということでした。
HSPにとっては、“安心できる一人時間”と“心を許せる誰かとの会話”のバランスが大事なんだと思います。
HSPだからこそ、“ひとりの時間”が整える時間だった
オンオフって言葉がありますが、この矛盾な気持ちはオンオフ状態なんだと思います。誰かといる時はオン状態で、一人でいる時はオフ状態ということです。
私は誰かといる時は常にアンテナを張っている状態なので、張り詰めた緊張をほぐすために「一人で安心できる環境」が必要です。
そしてもう一つ大事なことは、その一人の時間は「一人でいても良い」と思って過ごすことだと思います。
一人でいることに罪悪感や寂しさを感じる人は心のどこかで「一人は寂しいからいけない」と思っている人がいます。決していけないことではなく、必要な時間を過ごしているという意識を持ってリラックスしていただくことが大切です。
人といて疲れたら「一人になりたいサイン」、寂しく感じたら「誰かと一緒にいたいサイン」というようにどちらの側面もあっていいと思います。
一人を楽しんでいい、自分のご機嫌のとりかた
一人は寂しいから悪い、と思う必要は全くありません。孤独と思う必要もありませんし、一人の時間を楽しめている方がなんだか素敵だと思います。
・天気が良い日に散歩する
・おしゃれなカフェに行ってみる
・欲しかったものを思い切って買ってみる
など、自分の好きなことをなんでもいいのでやってみてください。
ただゴロゴロするだもいいのです。立派なリラックスですよ。
私も自分の矛盾が分かっているので、誰にも会いたくない時はこうやってブログを書いてみたりInstagramで気になるレシピを検索して実践してみたり。
矛盾を矛盾と思わずにどちらの私も私らしいって思うと焦りがなくなります。
「一人が好き。でもそれが続くと寂しい」と思うことはいたって自然なことですよ。
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