「HSPの好奇心旺盛な私が続かない理由の深堀、継続するための工夫

HSP


HSPの私は好奇心は旺盛ですが、何事も続かない節があります。

ピンときた趣味を見つけてものすごい熱量で最初から高級な道具を揃えたり、一日中そのことを考えてワクワクして眠れなかったり…。

そのくせ、その気持ちは一時的なものですぐに疲れて飽きてしまうという側面もあります。
「三日坊主」という言葉が本当に似合う人間だと思います。

凝り性だけど、飽き性な私

私はSNS等を見て「これいいな!」と思ったことはなんでも試してしまう方です。細かいことを言うと、釣り、アウトドア(キャンプ)、糠漬けや発酵食品、手作りコスメ、ミニチュアスイーツの粘土づくり、アロマテラピー、LIVE配信など…ここに並べただけでも幅広く手を出しているのが分かりますよね。

ハマったらとことん追求して、道具を揃えてしまう私ですが、飽きるのも早いです…。使わなくなった道具たちが捨てられないまま家中に眠っています。

これはHPSに限らず、性格の問題では?と、思う人もいるかもしれませんが、意外とHSPの人に共通して見られる傾向なのです。

なぜ、HSPは好奇心が旺盛なの?

HSPさんは「繊細なのに好奇心旺盛」と、一見矛盾しているようですが、実は気質的にとても自然なことなんです。
詳しくあげていくと、こんな理由だと思います。

「深く処理する」脳の特性

HSPの脳は、物事を深く処理しようとする性質があります。
そのため、ちょっとした出来事や会話の中にも「もっと知りたい」「どうしてそうなるの?」といった知的興味がわきやすいためだと思います。
私もなぜ?なぜ?と追及していくうちにそれがワクワクに変わることが多々あります。

感受性が強い=刺激を拾いやすい

音、光、人の感情…あらゆる刺激に敏感なので、「何かに気づきやすい=探求が始まるきっかけが多い」ということだと考えています。

例えば:

  • 街の中で気になる匂い → 「何の香りだろう?」
  • 本で読んだ言葉 → 「この考え方、もっと知りたい」

五感が鋭いからこそ、情報の“引っかかり”が多く、好奇心が動きやすいのです。

共感力の高さ=人にも興味が向きやすい

HSPは人の感情や考え方に興味を持ちやすいです。興味を持ってそれを自分なりに考察するのが楽しいと感じることはありませんか?

  • 「あの人はなぜそう考えるのか?」
  • 「もっと話してみたい」と思うことが多く、人間関係にも探求心が現れます。

私の場合、映画を見た後は他の人の考察を読んだりして二度楽しむことがよくあります。

それなのに、なぜ飽きっぽいと感じるのか?

興味を持って凄まじい熱量で集中するのに、勢いを失って飽きるのも早いのがHSPの人の特徴でもあると思います。
例えば、あっという間に道具を揃えて、これからだ!という時に道具が揃ったことがゴールになり熱が冷めてしまうこともあります。

その原因としては、
・刺激に対する“処理量”が多すぎるから
・早々に結果を求めてしまい上手くいかない
・「完璧にやらなきゃ」が途中で負担になる
・脳が次のテーマを求めてしまうから
・エネルギーを使いすぎてしまう

主にこの5つかなと私は思っています。
HSPの人は完璧主義で、何か失敗や躓きがあると一気にやる気を失ってしまうことがあります。また、集中力が高い人が人が多いのでそこでエネルギーを使いすぎて一気に疲れてしまう人もいるでしょう。

何か一つの事に集中するというより、“探求好き”で次々と関連テーマに飛びやすい特性もあるため、ひとつのことに集中しているようで、無意識に次に飛んでしまうため「飽きっぽい」と感じことがあるんだと思います。

HSPが継続して取り組むための工夫

「完璧にやらなくていい」を前提にする
→最初から上手くできないことを理解して、積み重ねることで上手になると気長に取り組む

細分化してハードルを下げる
→今日はここまでできたら私は素晴らしい!と、やる事を区切って決める

③進んでいることを「見える化」する
→箇条書きにして、目に見える形で処理していく

④「誰かに共有・報告」する
→一人でやり続けるのは難しい場合は、友達に話したりSNSで発信して人の目を意識する

⑤できなかった日でも自分を責めない
→できない日があってもいい、継続するより気長に続けることが大事だから無理をしない

HSPにとって継続は「やる気」より「安心」がカギ

私はどうなるかわからない未来の事まで考えてしまい、理想の自分と現在のレベルの落差に落ち込み、やる気を失ってしまうことが多々あります。
これはHSPの深く考えてしまう特徴が原因なんだと思います。
最初から完璧を目指すよりは、安心して自分のペースで続けていける方法が大事です。
一度はやる気を失っても、ある日突然火が付くこともあるので、その時はタイミングだな~なんてフラットに考えて心地のいい距離感で趣味を楽しめるようになるといいですね。

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