朝が苦手だった私の悩み
日中は元気なのに、朝起きる時だけは起き上がれなくて気分が悪いことが多かった私。
睡眠時間は確保しているのに、質が悪いのかな…?と何年も悩みました。
また、理想の時間に起きられないことが許せなくて、不眠症(睡眠の質を上げる系)のサプリを買い漁った時期もあります。ですが、残念ながら改善されるものに未だ出会えていません。
朝活なんてキラキラした活動、私には無理だと思っていました。
なぜHSPは朝がつらいと感じやすい?
HSPは感覚が鋭く、些細な音や光、気温の変化などにも反応しやすいため、熟睡しづらい傾向の人が多いと言われています。そのため、寝室の環境を整えるのはとても大事なことです。
私は一時期節約のため…と思ってクーラーを我慢した時期があるのですが、これだけは惜しまない方が絶対にいいと思った苦い経験があります。
また、寝る前に一日の反省会をする人はいませんか?一日の中で、「なんであんな事言ってしまったのだろう…」「果たしてあの対応は正しかったのだろうか」など、寝る前に自分の行動を振り返っては不安になる人もいるかと思います。布団の中に入ったら自然と浮かんでくるかもしれませんが、そういう時は「大丈夫、明日の私が何とかしてくれる」と思ってください。良い睡眠をとると、不思議といい考えが浮かんで良い解決策が浮かんできますから安心してくださいね。
明日の事は明日の自分が何とかしてくれる。
寝る前に試してよかった4つの習慣
HSPの私は気持ち良く朝を迎えるために、まずは寝る前の夜の習慣も大事にしています。
スマホをベッドから離れたところで充電して寝る
ベッドや布団の中でスマホを見ながら寝落ちする…なんて人も多いのではないでしょうか。それでも朝スッキリ起きられる人は問題ないのかもしれませんが、そうでない人は布団の中に入ったらスマホは触らない方がいいかもしれません。
HSPの人は光や音に敏感で、情報が入ってくることで脳が冴えてしまう人も多いです。
理想だと就寝の2時間前くらいからスマホやテレビは見ない方がいいらしいのですが、私はそんな習慣続けられませんでした。
だから、寝るギリギリまでは触っているものの布団に入る時は少し離れた入口で充電をして寝るようにしています。そうすることで朝アラームが鳴った場合は布団を出て止めに行く必要があるので、強制的に布団から出られるというメリットもあります。
明日を楽しみだと思う
以前の私は寝る前に「明日あの件がこうなったらどうしよう…」「〇〇と〇〇もやらないといけない」など、ネガティブなことを考えていました。
ですが、HSPは思考が深く落ちていくため、一つのネガティブなことを考えすぎるととんでもない沼にハマってしまうことがあります。もちろんタスク整理は大事なことですが、それよりも布団に入ったら「明日は朝ちょっと贅沢してスタバでモカを飲もう♪」、「お気に入りの服を着よう♪」、「仕事が終わったら買い物しよう♪」など明日が楽しみになるようなことを考えてみましょう。
好きなお香やアロマを焚いて就寝前のルーティンを作る
私は家でよくお香やアロマディフューザーで香りを楽しむ習慣があります。お気に入りの香りを朝、夜と二回焚いています。二回とも同じ香りではなく、朝は柑橘やミント系のすっきりした香り、夜はイランイランやフランキンセンス、ラベンダーなど気持ちが落ち着く香りを使い分けています。
実は香りはたった0.2秒で脳まで届くと言われています。香りは脳への刺激となり、習慣化することで起きる香り、寝る香りとスイッチが入るそうです。気分によって色々な香りを楽しみよりも、特定の香りを朝、夜に楽しむ方が儀式になりやすいので私はおすすめです。
ネガティブな情報を入れない
寝る前までスマホでSNSをチェックする人も多いと思います。その習慣を無理にやめる必要はないですが、ネガティブなニュースや連絡は見ないことを意識していただきたいです。
私は寝る前にLINEで「あ、なんだか面倒な話題かも…」と思うものを見てしまったら明日確認するようにしています。本当なら、チラ見でもしない方がいいので自分宛ての連絡は緊急のものを除いて既読を付けないようにしています。そのため、私は普段から友人に「22時以降はスマホ断ちしているけど、緊急の時は遠慮なく電話して!その方が助かる!」と伝えるようにしています。
また、悲しいニュースや暗い話題を見てしまうと感情が引っ張られてしまうことがあるのでそういったネガティブな情報は入れないようにしています。もしスマホを触るなら、電子書籍を見たりホットペッパーで気になるサロンを探したりワクワクする内容にしています。ネガティブな情報を見に行きそうになったら、このブログに遊びに来てください。(笑)
起きられない事を責めない
私の寝る前の習慣4つをご紹介させていただきましたが、それよりも大切にしていることは朝起きられないことを責めないことです。「朝から動けない自分=ダメ」と責めてしまうHSPさんも多いと思います。これは体質であり、自分自身で完璧にコントロールできることではないと割り切って許してあげてください。
私のパートナーは朝に強いので、朝に弱い私の体質を理解してもらうまでとても時間がかかりました。
最近では朝ごはんも作れる時にしか作っていません。(笑)
朝起きれないのは私に原因がある、と責めてしまうと寝る前に「また朝起きれなかったらどうしよう…」と緊張するようになってしまいます。これは最悪のループに陥ってしまうので、朝起きれなくても仕事に間に合えばいい、無理に起きて一日を無駄にするよりもギリギリまで寝て昼から元気に過ごせればいい、と考えてください。
朝から元気でいられることにこだわってしまうよりも、あなた自身が楽しい一日を過ごすことが大事なのですから。
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